1級建築スキルアップテスト解説(建築学 第1回)
- 昼光率とは、全天空照度に対する室内のある点の照度の比で、屋外の明るさが変化しても同様に室内も変化するので、昼光率は一定である。
- NC値は、Noise Criteriaといい、大きい値ほど騒音レベルが高く許容されることになるので、小さいほど静かに感じる。
- 含湿率が増加すると、この中空層が水に満たされた状態になると考えられ、熱抵抗は小さくなり、熱伝導率は大きくなる。
- 換気回数は、換気量を室容積で除して求める。したがって、換気量が一定の場合、室容積が大きくなれば換気回数は小さくなる。
- 埋込み杭は、杭先端の支持地盤が緩められるため、打込み杭に比べて極限支持力に達するまでの沈下量が大きい。
- 圧縮材の許容座屈荷重は、細長比の2乗に反比例するので、細長比が小さいほど座屈しにくい。
- 高力ボルト摩擦接合は、鋼材間の摩擦で力を伝えるものなので、摩擦力を低下させる浮き錆を除いた赤錆状態を標準とする。
- 鋼に銅、クロム、ニッケル、リン等を添加すると、耐候性、耐食性が改善される。
- ドロマイトプラスターは、それ自体に粘性があるため、つのまた、メチルセルロースのようなのりを必要としない。
- ステンレス鋼は、炭素量を増すと鋼の強度は増大するが、耐食性は低下する。
1級建築スキルアップテスト解説(施工・躯体 第1回)
- 床面の通り心などの基準墨は、各通り心とも柱筋や壁筋があって、墨打ちができないところがあるので、一般に1m離れた位置に返り墨を設ける。
- ボイリング発生の防止のため、排水工法、山留め壁の根入れを深くする方法、又は帯水層を固結する方法がある。
- アースドリル工法における鉄筋かごのスペーサーは、孔壁の土中へめりこみにくいように平鋼板を使用する。
- パワーショベルは、バケットを下から上に操作して掘削するので、機体の位置より上方の掘削に適する建設機械である。
- 危害防止関係の指導基準において、防護棚で木板を使用する場合は、厚さ1.5cm以上のものを使用するよう規定されている。
- 柱の帯筋は、柱筋を囲む閉鎖形とし、その末端部は135°のフックとする。
- 梁主筋の重ね継手は、水平重ね、上下重ねのいずれを用いてもよい。
- コンクリートの圧縮強度試験はJISの規定に従って行うが、試験用の供試体は、作成後、脱型するまでの間は、常温で保管する。
- 柱の溶接継手のエレクションピースに使用する仮ボルトは、普通ボルトではなく、高力ボルトで全数締め付ける。
- 耐震改修工事の柱に接する袖壁は壁厚の全体の深さまで切り欠いて、完全スリットを設ける。
1級建築スキルアップテスト解説(施工・仕上 第1回)
- ALCそのものが脆弱で、表面が粗く、接着しにくいので、シーリング材は伸びの大きい低モジュラスのものを使用する。
- 目地へのシーリングの打ち始めは、原則として、目地の交差部又は角部から行い、打継ぎ位置は、目地の交差部及び角部を避けてそぎ継ぎとする。
- 外部床タイル張りでは、膨張収縮を緩和するため、縦横の伸縮調整目地は縦・横とも3~4mごと、囲まれた面積は10m2以内に設ける。
- 収縮によるひび割れを防ぐためには、JASS15の標準粒度の範囲内でこて塗り仕上げに支障のない限り、できるだけ粒径の大きい骨材を用いる。
- 折板葺屋根の勾配が小さいので、強風雨時に雨水の一部が折板の裏面を伝わって室内に侵入しないように、軒先に15°程度の尾垂れを付ける。
- 海岸近くの屋外に設ける鋼製手摺は、電気亜鉛めっきを施しても、一般の場所より錆は起こりやすい。したがって電気亜鉛めっきの上に塗装を行う。
- 屋内の天井下地の野縁受や吊りボルトの間隔は、900mmとし、周辺部は端から150mm以内とする。
- 接着材の盛上げ高さは、ボードの仕上がり面の2倍の高さとし、ボード裏面との接着面が直径120~150mm得られるように押さえつける。
- 洗面所など湿気及び水の影響を受けやすい箇所に用いる接着剤は、耐水性に優れたエポキシ樹脂系接着剤を用いるのがよい。
- コンクリートやモルタル床下地の表層部分は、レイタンスの層が表面を覆い、脆弱な層になっているため、研磨機・研削機等により除去する。
1級建築スキルアップテスト解説(施工管理法・施工計画・工程管理 第1回)
- 事前調査で、施工上の支障となる場合は、街路樹、郵便ポスト、バス停、電柱などの公共施設があれば位置を確認し、移設についても検討する。
- 設計図書、工事関係図書の周知徹底の方法やトレーサビリティ(考慮の対象物の履歴等をさかのぼって追跡すること)を確保する方法等を記載する。
- 建方クレーンの旋回範囲に66,000Vの高圧送電線がある場合、離隔距離を2.2m以上としなければならいと規定されている。
- 高力ボルトは、包装のまま施工場所まで運搬し、施工直前に包装を解く。開封したボルトセットは、再び包装して保管する。
- 鉄骨工事の溶接部の検査で、不良溶接があった場合は、不良溶接の種類ごとに処置がなされるが、融合不良の場合は、削り取り、再溶接する。
- 突貫工事では、施工量に比例的でない賃金方式を採用することになる歩増、残業手当等による賃金等の割増しが生じて、工事原価が急増する。
- スランプの小さいコンクリートの採用は、品質的にはよいコンクリートが得られるが、工期短縮にはならない。
- 工期の調整は、工法、労働力、作業能率及び作業手順などを見直すことにより行う。
- 作業はできる限りEST(最早開始時刻)で始めることが望ましく、後工程のESTに影響を及ぼさないようにする。
- マイルストーンは、一般に、山留め杭打ち、掘削、鉄骨建方作業の開始日や掘削、地下躯体コンクリート打設、屋上防水作業などの完了日に設定する。
1級建築スキルアップテスト解説(施工管理法・品質管理・安全管理 第1回)
- 品質に及ぼす影響では、前段階や生産工程の上流に、できるだけ手を打つ川上管理が重要で、施工段階よりも計画段階で検討する方が効果的である。
- ISO9001は、設計、開発から据付け、付帯サービスまでを対象としており、これら全てを供給者が行う場合に選択するものである。
- ばらつきとは、観測値・測定結果の大きさがそろっていないこと、又は不ぞろいの程度である。
- 施工現場における作業の標準化の目的として、一般に施工品質の水準の均一化、技術の伝承と蓄積を図ることが挙げられる。
- 軽量コンクリートの空気量は5%を標準とし、その許容差は、±1.5%とする。
- 外壁タイル張りの接着力試験の判定は、施工後2週間以上経過してから実施し、0.4N/㎜2以上の場合、合格とする。
- 枠組足場の使用高さは、通常使用の場合45m以下、単管足場の使用高さは、通常の場合31m以下とする。
- 作業に必要な照度の保持について、高さが2m以上の箇所で作業を行う場合、当該作業を安全に行うため必要な照度を保持するよう規定されている。
- 仮設通路の勾配が30°以下の場合、傾斜通路とできるが、30°を超える場合は階段としなければならない。
- 直径の減少が公称径の7%をこえるワイヤロープは、使用できないと規定されている。
1級建築スキルアップテスト解説(法規 第1回)
- 壁、柱、床、はり、屋根又は階段は主要構造部であるが、局部的な小階段、屋外階段その他これらに類する建築物の部分は除くと規定されている。
- 主要構造部を耐火構造とした学校は、原則として内装制限を受けないと規定されている。
- 道路内に建築物は、原則として建築できないが、除外規定 に特定行政庁が許可して建築できるものに入るので、当然許可が必要である。
- 特殊建築物の居室、延べ面積が1,000m2を超える居室およびこれらの居室から地上に通ずる通路等 には原則として、非常用の照明装置を設けなければならない。
- 建設業の許可は、5年ごとに更新を受けなければ、その期間の経過によって、その効力を失うと規定されている。
- A県の知事の許可を受けている建設業者は、B県で営業することができるが、営業所を設けることはできない。
- 作成した施工体制台帳は、工事現場ごとに備え置き、発注者からの請求があったときはその発注者の閲覧に供しなければならない。
- 労働者が4日に満たない休業の労働災害は、決められた期間内に当該事実について、所轄労働基準監督署長に報告書を提出すればよい。
- 市街化区域内での開発行為は、原則として1,000m2以上の場合、都道府県知事の許可を受けなければならない。
- くい打機の場合は該当するが、圧入式くい打機を使用する作業で数日継続する場合は、特定建設作業に該当しない。

