昭和40年に建設省(国土交通省)より財団法人として認可

事業案内

事業案内 - ご挨拶

地域開発研究所は、地方創生を考え
その担い手づくりを応援します。
理事長 福富 光彦

 昭和37年に発表された全国総合開発計画は、戦後の都市政策、工業化政策による過密・過疎が進展し、地域間の均衡ある発展が阻害されていたことに対する是正策の必要性を打ち出したものでした。 当研究所はこうした背景の中で、学術的なバックボーンを持ちながら、産官学の自由な連携を目指すシンクタンクとして昭和39年に発足し、昭和40年に建設省(国土交通省)より財団法人として認可されました。 以来、大規模プロジェクトの立案や新幹線・高速道路のネットワーク整備、生活圏の整備、環境対策、情報通信体系の整備等、時代に対応したテーマに取り組んで参ったところです。

 今日では、地球環境への配慮、IT・AIの活用、少子高齢化・人口減少対策など、地方創生の実現に向けてシンクタンクに求められる役割はさらに広がりつつありますが、私たちは地域の文化的価値を何よりも大切にしなければならない、と考えます。
そして地域にふさわしい独自性を打ち出すとともに、地域づくりに関わる各主体間の合意形成を実現することを使命としています。

 また、第三次全国総合開発計画が策定された昭和52年からは、地域開発・計画の担い手づくり・人材育成を図る取組みを進めてまいりました。 その一環として今日では、将来の地方創生を担う建設技術者を育成するため、建設業法に基づく技術検定試験のうち、土木、建築、管工事、電気工事及び電気通信工事の施工管理技士の資格の取得を目指す方々を対象に、受験参考書(テキスト・問題集)を発行し、全国各地で受験講習会を開催しています。この受験講習会は一般財団法人としての公益事業に位置付けられています。

 さらに、地方創生に関する図書や現場技術者のための各種指針などの出版事業のほか、地域開発・計画等に関する調査研究、研修交流等にも力を注いでいくこととしています。

 当研究所は時代に即応したノウハウと広範なヒューマンリソースのネットワークを活用して、多様化する地域のニーズに対応し、地方創生とその担い手づくりを支援してまいります。

一般財団法人 地域開発研究所
理事長 福富 光彦

ロゴマークコンセプト
- 工事現場に施工管理あり -

現場全体を俯瞰し、品質を確認するために駆け回り、
スケジュールを管理し、職人さんたちへの声掛けも欠かせない。

いつだって当たり前に存在し、いなければ現場が回らない。
そんな施工管理技士を
さらに輝ける場所へと後押しをする。

そう、それこそが「地域さん」。
いつだって地域の中心に、新しい風を吹き込みながら。

地域の真ん中に“地域開発研究所”
地域開発研究のロゴマーク

施工管理技士が活躍する建設業界を下支えする存在として、これからも地域の中にあり続けてほしいという思いから着想しました。ロゴベースカラーである青系と反対の暖色系を使うことで、ぱっと目につきやすいようにしながら、「ここに根をはり、存在し続けよう」という力強さと、時代が変わっても新しい風をここ(地域開発研究所)から吹かせたいという願いを込めました。